太陽光発電ってどうなの。
新築計画中の方に太陽光パネルってどう思います?とよく聞かれます。報道やCMでは色々言われているので、情報の表面ばかりが耳に入ってきますよね。
固定資産税の評価に入る入らないとか、売電価格は年々下がっているとか、蓄電池は?ゼロエネ?スマートハウス?へむす?
分からない言葉ばかりが氾濫し、結局どうしたらよいのか分からない!という方が多いのではないでしょうか。
それでも、ほとんどの方の狙いはひとつ。
「元はとりたい」
今回はあくまでユーザー目線で、太陽光パネルについて説明したいと思います。
※狙いは「元はとりたい」ですので、細かな数値や情報は伏せます。(というか難しくて説明できません。)
※最近のニュースでもあったように、毎年のように制度が変わり、地方自治体によっても変わる話です。瓦で有名な街などは瓦屋根にしないと補助金がもらえなかったりします。あくまで、本日の段階、一般的に言われる話を基にしていますので、ご了承ください。
※私の意見が多分に入ります。参考程度としてお読みください。
※10キロワット以上の産業用太陽光発電は別の減税措置制度もあるそうです。今回はその点は割愛(というか調べてません)
①補助金や売電価格が年々下がるのはなぜ?これから設置するのは損?
先日も売電価格が2割下がるかも、とニュースになっていました。なんとなく損した様な気持ちになりますよね。これは導入価格が下がっているからだそうです。私も太陽光の設置工事一式価格も10年前と比べると半分くらいになったように思います。結果として売電価格と補助金が下がるのも仕方ないんですね。
②たくさん載せると固定資産税の評価額に入っちゃう?
せっかくたくさん載せてもそのせいで税金とられるのは嫌ですよね。でも戸建計画中のほとんどの皆さんはご安心ください。後載せで10キロワット未満の「住宅等太陽光発電設備」にはかかりません。
注意が必要なのはこれから新築で10キロワット以上かつ屋根一体型の太陽光パネルを希望の方です。屋根一体型の太陽光パネルは家屋として固定資産税の評価に入りますので何キロワットかは関係なく、通常の屋根材より高い評価額となります。
だいたい平均的な家の大きさで15,000円くらいは年間の支払額が高くなるとみた方がよさそうです。
③結局、何キロワットで「元がとれる」か
本題です。
月々の電気代とか、自治体によって補助金が変わるから~と簡単に言えない話だと分かりましたが、私的に出した一つの結論があります。
「薦める太陽光パネルの量→6kW」
です。いろいろ調べてやっぱり大きい方がいい。でも予算も大切。でも元は絶対に撮りたい。そこで私の結論は6kWとしました。根拠はパワーコンディショナの出力の最大容量です。
太陽光パネルの設置にあたり、必要な商品の中で最も高価なものがこのパワーコンディショナ。屋内にとりつけるもの、屋外にとりつけるものとありますが、結構サイズも大きい。屋内用のものでもエアコンの一回り小さいくらいのボックスが分電盤の近くに取り付くことになります。私は屋外用のものが良いかと思い、価格を調べると某メーカーの商品は定価で50万円ほどでした。
コンディショナが1台増やすのに50万円は増えると考えると、1台で最大の量くらいで良いのではないか、と考えました。
だいたいの場合、これが最初に壊れるそうです。冷蔵庫などの家電品と同じくらいの寿命と思って良いレベルらしいです。
15年、20年かけて元をとろうとしている間にこれが壊れてしまっては意味がないですよね。
まだまだ調べるほどに奥の深い商品(&制度)ですので、色々お伝えしていきたいと思います。
その他のおぼえがき。
・北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、九州電力、沖縄電力の管轄の地域は出力制御対応機器の設置が義務付けられ、年間360時間に限り買取を拒否することができる。その機器の費用は使用者(住む人)が支払う→その分売電価格が2円程高い
・年間に売電で20万円以上の所得があった場合は所得税がかかる場合もあるが、戸建ての場合、導入費用を経費として(法定耐用年数の17年間は)差し引きできるので、ほぼかからない
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