リフォームの裏側(計画編)
国の補助金制度なども合わさって、リフォームされる方は増えているそうです。
うちのお店もチラシやキッチン機器買換えキャンペーンなどで、多くの皆さんのリフォーム依頼に応えていきたいと思います。
そこで今回は、とても大変でとても賢くリフォームした方の紹介をします。
①依頼
新築時は希望を盛り込みつつ設計したものの、友人など来客が多く、ダイニングが狭く感じるように。そこで、ダイニングスペースを増築できないかーという話が始まりでした。
弊社の雰囲気を知るために見学会には何度もお越しいただきました。
色々な住まいを見ながら、イメージを膨らませていただき、全体の雰囲気を確認。
自分達の本当に好きなテイストを選ばれました。
はじめは
・もっと可愛くしたい!
・クロスももっと選びたい!
・家具も出来るだけそろえたい!
そんな話もまずは遠慮なく話してもらいました。
新築の時は土地を探す事、建て先を決める事でほとんどのエネルギー使ってしまいがち。
確かに、その後で何百もあるクロスやタイルを選ぶには大変かもしれませんね。
新築時にできなかった、または後悔したと日々思っているモンモンとした住まいの不満もリフォームでサクッと解消できます。
②提案
8帖ほどの増築をすることで、キッチンは2列型、パントリーまで設けることができました。
また、階段の架け替えを行い、ピアノを階段に下に置く事が出来る様になり、リビングまで広々とすることができるように。
また、L型になったLDKをつなぐように(ほぼ)段差なしのウッドデッキをつくり、天気の良い季節はそのままバーベキューなども楽しんでいただけるようにしています。
玄関から入ってリビングのドアを開けたところ
ウッドデッキ、増築部分から見た断面パース
③資金計画
提案と共に金額を提示。
希望を詰め込めば金額が上がるのは新築もリフォームも同じ。
サイズを選んで、カスタマイズを選ぶスターバックスと同じです。笑
色々悩んでいると、色々やりたくなり、総額もふくらみがち。
資金計画をするにあたって、考えたのは「ローンの借り換え」
史上最低金利と言われながら、まだまだ年々下がっているこの時代。借り換えもひとつの良い方法でした。
大きな金額で考えると将来の不安になりがちです。
現在残っているローンと合わせることで、毎月の負担額の明確化が出来ました。
とても賢い方法だと思います。
結果、かわいい雰囲気に合う様、ミルク色に塗ったパイン材で統一する事、LDKは塗り壁にすること、2Fの各部屋はそれぞれ好みのクロスに張り替える事となり、優先順位の低いものから我慢する事の線引きがました。
打ち合わせ期間は約1か月半。休みを削って、時には子供の学校の時間を使ってお店に来ていただきました。各仕様、図面、お見積り書がそろった所で打ち合わせ終了。
いよいよ工事の始まりとなります。
ちょっと長くなったので、「後半へつづく」
また近いうちに。
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